リフォームの要望をまとめよう

さて、「リフォームするぞ!」といっても、とりあえずいきなり業者に連絡してしまう、というのは考えもの。

まず、業者に頼む前に、「どういうリフォームをしたいのか」という意見を、家族間でまとめておく必要があるのではないでしょうか。せっかくリフォームするのですから、住む者全員にとって「ある程度の満足」がないとサミシイですからね。

内装などの「自分たちの満足のためのリフォーム」だけでなく、10年目・20年目の「家を守るためのリフォーム」においても、建物の維持目的のリフォームのついでに他の部分も一緒にリフォームする、ということも少なくありませんから、やはり要望をまとめておく、というのは大切です。

それに、要望が明確でないリフォームというのは、リフォーム業者にとっても頭痛のタネなのです。

なにも具体的な指示をされず「すべておまかせしますからリフォームして下さい」と丸投げされて、あとで「思っていたのと違う!」っていわれても、どうしようもないですもんね。

まずは、リフォームを考えている箇所について、家族全員でとりあえず要望をざーっと箇条書きで出してもらうのがいいでしょう。

予算もヘッタクレもない案が出てくるかもしれませんが、この時点ではそれでもかまいません。複数の人間から意見が出れば、「ひとりで考えるだけでは気づかなかった意見」なども、より多く出てくるからです。

とはいえ、「家族だからみんなの意見を平等に」と、子どもたちの意見をあまりに重視するのも考えもの。子どもは「自分の満足」を特に最優先で考えがちですし、将来的な見通しなどについても、一般的にはかなり甘いといわざるを得ないでしょう。

あくまでリフォーム検討の中心となるべきは、世帯の柱となる人と、その配偶者まで。子どもの意見は、「プラスアルファ」という位置づけでかまわないと思います。

大規模なリフォームをおこなう際は、特に今後を長いスパンで考える必要があります。「将来的なビジョン」も視野に入れて、要望を出していきましょう。

たとえば、いくら子ども部屋の充実に力を入れたって、子どもはいずれ独立していくでしょうから、その点も考えておくべきでしょうし、「一生この家に住みたい」と考えるなら、少々高くついても耐久性にこだわったリフォームをおこなうことが大切です。

また、近い将来高齢者となる年代の人なら、バリアフリー化などにも着手していく必要がありそうです。こうした将来のプランも話し合いながら、要望を出していきましょう。

もちろん、「システムキッチンはできればこれを使いたい」「外壁のサイディングの厚みは○○ミリのものを使用したい」など、できるだけ具体的にあげていくことも必要です。

さて、家族からひととおりの要望が出れば、いよいよそれをまとめる段階となります。このときは予算を考えた上で、まず実現可能と思える意見だけをまとめ、そして「要望の優先順位」をつけていって下さい。この「優先順位」を決めることはきわめて大事です。

すべてのリフォーム工事が、要望通りに予算内で問題なくおこなえるならいいのですが、現実は「予算よりも要望の内容の方がふくらみすぎ」というケースがほとんどです^^;

こういうとき、「どの部分を優先すればいいのか」が分かれば、リフォーム業者としてもとても助かるのです。優先順位の低いところであれば、「最初の要望より少しはおとる内容だが、リーズナブルな代替案」なども出しやすくなりますしね。

まとめられた要望は、リフォーム箇所ごとに「要望書」として文書にまとめてリフォーム業者に提示するのがもっともいい方法だと思います。

また、要望というものは文章だけではなかなか伝えにくい部分もありますので、住宅雑誌やリフォーム雑誌、あるいはこうしたサイトなどを見て、自分たちのイメージに近いものがあれば、切り抜きやプリントアウトしてイメージ参考として添付しておくと、いっそう「業者間との意識の食い違い」を少なくすることができます。

きちんと要望をわかりやすくまとめて提示する。ちょっと面倒に感じるかもしれませんが、これをやっておくことは依頼側の義務といってもいいと思います。

ここをいいかげんにしておいて、まともな要望も伝えていないのに「出来上がりに満足できない」といっても、それは自業自得というものです。

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