やたらに不安をあおる業者はNG

具体的にどこをリフォームしてもらう必要があるのか?どんなリフォームが適しているか?それを知るためには、見積もりの前にはリフォーム業者に「現場のチェック」をしてもらうことが必要となってきます。

…しかし、中には、ろくでもない業者がいるのも事実。本当はなんでもないようなことを、いかにも「危ない状態」だという感じで大騒ぎして、リフォームの必要性を強くうったえたりする業者も多いのです。

あなたの家を、あまりにも「危ない家」だと印象づけるようなトークばかりする担当者…これは一度疑ってみたほうがいいでしょう。

たとえば、代表的なところではこんな感じです。


1. 基礎やモルタルの壁などに、髪の毛程度の太さのヒビが入っているだけで、「基礎が割れてきています、このままだと地震のときに大変なことに…」とか、「ほら、この壁のヒビから雨水が入ってきて、中の木が腐ってしまうんですよ」といってくる業者。

こうした微細なヒビはヘアークラックと呼ばれ、基礎やモルタルが乾燥する際の収縮で発生するものであり、素材特有の現象といえます。

ですから、多少の発生は避けられないといっていいものです。ヘアークラックは特に問題ないレベルがほとんどで、それほど神経質に考える必要はありません。

それでも「ヘアークラックからの雨水侵入」などがどうしても気になるなら、コーキングでもしておけばじゅうぶんです。「わずかなヒビでも許せない」とやり直したところで、多分、またその程度のヒビは出てくると思いますよ。


2. 天井裏をのぞいて、写真をとって「ほら、こんなにカビだらけですよ!」と大騒ぎしている業者。

実はこれ、たいていの場合は、「ただのホコリ」だったりするんです。自分も天井裏をのぞいて、どこがカビなのか教えてもらいましょう。

この時点でも、天井裏が暗くて見えにくいのをいいことに、まだ「これがカビだ」といい張る業者がいるかもしれませんが、カビはホコリと違って、木材などにしっかりと根を下ろしているため、指でぬぐったり、ほうきではらった程度ではとれません。


3. 天井をざっと見て「シミらしきもの」を見つけたとたん、「雨漏りしている証拠です!」といきなり叫ぶ。
ほんとうに雨漏りによるシミかどうかは、ちゃんと見ないと分かりません。

近づいてみるとただの汚れということもありますし、もし本当にシミだったとしても、それがすべて雨漏りが原因とはかぎらないのです。ですからシミ=雨漏り、と短絡的に結びつけるのは、最初からそうと決めてかかっている証拠といえます。

そして、もっともトラブルが多く、なにをされるか分からないのが「床下」です。床下というせまいところにもぐるのに、小道具豊富な状態で入るのは不自然。だって、リフォームの必要があるかどうか「とりあえず見るだけ」なんですから。

床下を見るだけなら、懐中電灯とメモとペン、こんな感じでもじゅうぶんです。小道具があればあるほど、いろいろ細工をしやすくなります。

とあるシロアリ駆除業者が、わざわざ用意してきたシロアリを床下にバラまいていた、というのはニュースにもなりましたよね。ああいうことをされるかもしれませんし、ただ木材が色あせているだけなのに、カビが生えているだの、シロアリにやられている証拠だのといってくるケースもあります。

あと、面白い(?)のでは、ボンドと砂で、即席のニセ蟻道を作ってしまうツワモノも。

ちなみに「蟻道」とは、シロアリの通り道です。一度、検索して「蟻道とはどういうものか」を自分の目で確認してくださいね。…それに似たものが、「基礎などにボンドをぬって、その上に砂をつける」という、とてもカンタンな方法で出来上がってしまうのです^^;

業者を床下にもぐらせるときは、特に注意してください。

私の場合、祖母宅のシロアリチェックを頼む際、業者に「知人が悪徳業者にだまされたことがあるので、申し訳ないが念のため、床下に入ってもらう前に、持ち物チェックなどをさせてもらいたい」と告げました。ここで少しでもしぶった業者は外しましたね。

ちなみに、良心的な業者であれば、住人の「ここ大丈夫かな」という不安にたいして、きちんと理由をつけて説明して、「べつに、壁を塗り替えなくても、ここだけ埋めればまだまだ大丈夫ですよ」とか、「これはただのホコリですよ」などといってくれることも少なくありません。

逆に「ここ大丈夫かな」という問いかけにたいして、何もかもすべて「大問題」のように深刻に答える業者は、疑ってみる必要があるでしょう。

そりゃ築30年40年たっていて、一度もリフォームしたことがない家なら、確かに大問題かもしれませんが(笑)、たかが10年やそこらで、いきなり「何もかもすべて大問題」なんて状態になることは、欠陥住宅以外ではまずありえませんから。

ところで、こうした「大げさに騒いで不安をあおる」とんでもない業者、これは訪問販売業者や電話勧誘業者に特に多い傾向といえます。やらなくていいリフォームを、しかも高額でさせるのです。

この面から見ても、やはり「訪問販売・電話勧誘業者は相手にしない」ことを徹底したほうがよいといえるでしょう。

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