リフォームに「定価」はない

一般的な商品と違って、リフォームには「定価」というものは存在しません。もちろん、「システムキッチンのメーカー希望小売価格」などはあるかもしれませんが、「ユニットバス工事の定価は○○円」というような定価はないのです。

何をいいたいのかというと、リフォームにおいて「今はキャンペーン中につき、特別に当社通常価格から○%オフします!」といったセールストークをあまり信用しないほうがいい、ということです。その「通常価格」が、「適正価格」だとはかぎらないのですから。

むしろ、70%オフ!!など、あまりにも割引率が高いところのほうが要注意かもしれません。もともとの標準価格がべらぼうに高いって可能性が大アリですからね。

まして、そんな標準価格での施工例なんて、多分ないでしょう。つまり、ただの二重価格、もともとの「適正価格」あるいはそれ以上の価格に、割引分を見こした金額をあらかじめ上乗せしたもの=当社通常価格、と考えられるわけです。

たとえば、もともと100万あればできる内容のリフォームの通常価格を200万だという。そこから、社長などに電話相談して「特別に半額にしてあげます!」と客に伝える。

文章にするとバカバカしいことこの上ないミエミエの芝居なんですが、現実はたったこれだけのことで、「あの担当者は私のためにがんばって値引きしてくれた」なーんて、コロっとだまされてしまう人が今でも多いんですよねえ…

業者がしめす価格は、けっして「定価」ではなく、業者が独自でつけた価格なのだということを、忘れないで下さい。

このテのタイプが多いのは、やはり訪問販売業者・電話勧誘業者などです。何度もしつこいようですが相手にしないように。

また逆に、「本当に安い」場合も要注意ですよ。いくら安くするといっても、在庫処分でもないかぎり、限界というものがあります。

「安くしてもらった〜☆」と単純に喜んでいても、実は人件費が安い「経験不足のバイト君」ばかりでリフォームされてしまっていた、最低の設備や資材ばかり使われていたのでガタが早く来てしまった、なんてケースもよくありますからね。

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