身内や知人の業者なら安心?

「リフォーム業者の比較」。これは、満足いくリフォームを実現するためには欠かせないことです。

もちろん、ある業者で、すでに「今回検討中のリフォームと類似したリフォーム工事」をおこなった経験があり、その結果を知ったうえで、信頼できる業者だと判断できるなら、いきなりそこに決めてしまってもかまいません。

しかしそうでなければ、今回検討しているリフォームが初めてのリフォームだというのなら、「間違いのないリフォーム業者選び」がとても重要になってきます。

しかし、こういう話になると「うちは身内や知人にこうした業者がいるから」という人がいます。

でも、そうであっても、いきなりそこに決めるのではなく、ぜひ比較をきちんとしていただきたいのです。

だって、「身内や知人」という親しみの感情と、リフォーム工事の出来不出来は別問題なんですよ。「あの人はいい人だから」というのは、あくまでプライベートのおつきあい上の話です。

実は私の両親が、コレで痛い目にあったんですよ。父と親しい友人が、工務店を経営していて、もちろんリフォーム事業もやっていました。

で、実家もそろそろガタが見えてきたので、はじめての大規模リフォームとなったわけですが、父は家族と相談することもなく当然のように、この友人にそのリフォーム工事をさっさと頼んでしまったのです。

途中で、最初の見積りでは予定していなかった追加工事もチョイチョイと出たのですが、私が「見積もりとってからのほうがいいんじゃないの?」と言っても、友人を信用しきっている父は聞く耳持たず。

…結果…たいした内容でもないはずの追加工事が、とんでもない金額になっていました。

そして、大人になった今だからこそ分かりますが、もともとの工事も、どちらかといえば「お高い」工事だったのです。だからっていい素材を使ってもらっているわけでもないし…洗面所などは、在庫処分としか思えない古いタイプでチャチなものを置かれました。

また、工事期間中はまさに向こうの言いなり状態。「父の友人だから」と、母も私たちもあまり口をはさみにくかった、というのがかなりのストレスになりました。

相手がこんな業者だと、リフォーム工事が終わってから出てくる感情は不満ばかりです。

「もうあの人のところに頼むのはこりごりだ」と父以外の家族が思っていたところに、なんと今度は祖母宅のリフォームについても、父が独断でこの友人の工務店に決めてしまいました。

「みんなやめとけって言ってるのに…家族の意見よりも、友達を金づる程度にしか思っていない○○さんを優先すんの!?」「お前はだまっとれ!」…ええ、ブチ切れましたよ。

だってねえ、実家と祖母宅で、リフォーム総額は軽く1000万超えたんですよ。それでも懲りていない父に心底怒りを感じて、この件から約1年近く、父とは一言も口をききませんでした^^;

母の「お父さんもかなりこたえてるから、許してあげなさい」という言葉があって、ようやく会話を再開させたくらいです。

次のリフォームは、「その友人の工務店は絶対に選択肢から外す」という条件で、両親がいろいろ考えて選びました。

そのリフォーム業者も工務店関係だったのですが、こちらは以前の業者と違って誠実な姿勢で、いろいろとこちらの要望もくみとって、予算内でおさまるようにさまざまなプランも提案してくれました。

工事そのものにたいしても、両親は満足しているようです。

と、まあ私の「身内・友人の業者を利用した」例はこういう感じなのですが、これはけっして「たまたまハズレだった」ということではないと思っています。

個人的なおつきあいと、ビジネスは別なんです。ここをごっちゃにしてしまったためのトラブルは、業界を問わずかなりの数があるはずです。

私の家族のように、「大金はたいて後悔まみれ」とならないために、たとえ身内や知人にこうした業者があっても、他の業者と同じ土俵でたたかわせて、冷静に比較をするべきです。

ましてや「身内だから、知人だから、ウチを使ってくれて当然」という姿勢でくる業者に、ロクなところはありませんので、こんな図々しいことをいってくる場合は、容赦なく突っぱねましょう。

関連エントリー

リフォームの必要性とその準備

資金について考える

こんな業者は使っちゃいけない

リフォーム業者のあれこれ

業者のしぼりこみから契約まで

リフォーム工事開始!

マンションのリフォーム

サイト情報

サイト情報・リンクについて

Copyright © 2007 住宅リフォーム業者の正しい選び方ガイド. All rights reserved