悪徳リフォーム業者に騙されない!住宅、マンションのリフォームで失敗して泣かないための基礎知識
「シックハウス症候群」という言葉、あなたも一度は聞いたことがあるのでは?
家の中にいると、頭痛や吐き気、めまいや目の痛みなどなど、体に不調な症状が出てしまう、という状態になる…本来なら一番安らげる場であるはずの自宅が、不調の原因となってしまう。
それがシックハウス症候群の恐ろしいところです。
このシックハウス症候群の大きな引き金とされているのが、ホルムアルデヒドやキシレンやトルエンなどの有害物質。
これらの放出例で代表的でわかりやすいものといえば、ボンドなどを使ったときにツンと鼻にくる、あのにおいです。
そして、住宅に使われている建材や接着剤などにおいても、そのグレードによってはこうした有害物質を大量に放出してしまうものもあるのです。
事実…とあるローコスト住宅メーカーの、新築住宅の配管工事を続けていた義弟は、軽いシックハウスの症状に見舞われました。
その仕事をやめたら症状はかなり軽減されたので、やはりそのローコスト住宅に使われている建材や接着剤が主原因だったと思われます。
近年、家は昔のものに比べるとはるかに機密性が高くなってきました。断熱性などを考えれば、これはいいことなのですが、その反面「きちんと換気しないと室内に有害物質がたまりっぱなし」になってしまうという面もあります。
ちなみに数年前から義務化された「24時間換気システム」も、こうしたシックハウス問題が導入・義務化のもっとも大きな理由だといわれています。
つまり、「人工的にでも換気しないと、有害物質が室内にたまって危ない」家が多いということではないでしょうか。
そしてこれは、リフォームでも考えなければいけない問題です。それまでなんともなく健康に暮らしていた人が、リフォーム後にシックハウス症候群に悩まされる…そんな例もちょくちょく出てきているのですよ。
そんなことにならないためにも、リフォーム業者の「シックハウスにたいする認識」を知っておくことは大切です。
「シックハウス症候群が心配なのですが、そちらではどのような建材などを使っていますか?」という感じで、とりあえず聞いてみて下さい。
「ああ?シックハウス?まあまあ、心配しなくてもうちは大丈夫ですよ」などと、あいまいにごまかす業者や、ましてや「はぁ?」とワケが分からないといった反応の業者はNGです。
シックハウス症候群にたいして意識の高い業者なら、こうした建材などの情報もちゃんと知っているはず。より安全性の高いものを、具体的に紹介してくれるはずです。
家はあなたたち家族にとって、もっとも長い時間をすごす大切な場所なのですから、その空間を「毒まみれの空間」にされてしまっては、なんにもなりません。
あまりに予算をけちって安いプランで仕上げてしまうと、こうした問題が起こる確率も高くなります。シックハウス問題については、業者側の姿勢も大切ですが、選ぶ依頼側の姿勢も、とても大切ですよ。