いよいよ契約となったら?

さて、ここまでの段階で、いよいよ契約を結ぶ業者がきまりました。はれて契約となるわけなんですが、この「契約」は、ちょっとやそっとでは後戻りできない大事なポイント。

くれぐれも、ここで見落としなどがないようにしないといけません。

まず、リフォームの契約については、かならず書面でかわして下さい。いまだに何割かのリフォーム業者が、書面での契約ナシでリフォーム工事をおこなっているようですが、これはよくありません。

書面での契約は、あらゆる意味で重要な証拠となるものですから、なにかあったときにはかならず必要となります。

これがなかったために、契約と違うリフォームをされたにもかかわらず、証拠が残らず泣き寝入り、なんてケースも少なくないんですよ。

「この業者なら大丈夫だろう」と安易に考えて、口頭で契約をしてしまうのは、トラブルと後悔の可能性をわざわざ自分から思いっきり引き上げているようなものです。

では、契約時にはどんな書類が必要なのか、そしてどこをチェックすべきか。ざっとあげていきますね。


1. 最終的な見積書(「請負代金内訳書」や、「見積明細内訳書」などといった名称になっていることもあります。)

「え、見積書ならもう最初にもらったよ?」と思われるかもしれませんが、おそらく、契約を決める時点では、最初に出してもらった見積もりからいろいろプランを組みなおしたりして、変更した箇所が出ていると思います。

「契約する工事内容=変更後の見積書の内容」のはず。内容に変更があった以上、古い見積書を持っていても意味がないのです。

ですから最終的な見積書はかならず出してもらって下さい。変更等をした覚えがないところまで勝手に変えられていないかどうかなど、間違いがないかチェックしましょう。


2. 工事請負契約書

契約時のカナメとなる書類です。この契約書に記名捺印をしてからは、もうあとには戻れません。たった1枚の紙なのですが、重要な確認ポイントが集約されています。よく見ましょう。

まず、請負金額。見積書の金額とズレはありませんか?合計だけでなく分かるかぎりの内訳も見て下さい。

依頼主(注文者)および業者(請負者)の名前、住所、電話番号などに間違いはありませんか?

また、業者側は捺印まできちんとすませていますか?

工事場所はちゃんと自宅になっていますか?

工期予定は工程表どおりのものとなっていますか?

支払い期日は、リフォーム工事完了後でなく、「完了確認後」となっていますか?

ここでの見落としはもっとも致命的なものとなりますから、しっかりチェックしましょう。


3. 請負契約約款

契約書の内容を補足するようなカタチで、こまごまとした取り決めが書かれています。業者のミスがあった場合の対応や、アフターサービス等についてもここに書かれています。

しかしこれ、「字が多くて読むのが面倒」といってろくに読まない人も多いのが事実。業者がこれを利用して、ここに業者側に一方的に都合のいいことをコッソリ書いていたりするケースもあるんです。

ですから契約書に記名捺印するまでに、かならずじっくりとすみずみまで目を通して下さい。読みもせずあとからトラブルで泣いても、それは「読まなかったほうが悪い。」自業自得ということになってしまうのです。


4. 設計図書

設計図書には、工事の内容や範囲などを記した図面である設計図や、設備や資材の詳しい一覧となる仕様書、工事の仕上げ方法などが記された仕上表などがあります。

これらのうちどこまで出すかはリフォームの規模しだいですが、仕様書はまずもらっておくべきでしょう。また設計図についても、建物の構造部分をいじるリフォームにおいては出すのが当たり前です。

リフォームの契約にかかわる書類としては、ざっとこんなものです。すべて重要なものですから、しっかりと読んで下さい。

可能であれば、すべての書類を事前にもらって(工事請負契約書はコピーで)、内容を熟読してから契約にのぞみたいものです。

ちなみに、ごく軽微なリフォームの場合は、「注文書」などでこれらの書類の代用としたり、見積書に捺印することで契約書代わりにしたりするケースもあります。

ですが「こうした簡易な手続きでおこなうのもアリ」と思われるリフォームは、せいぜい一日か二日で終わる程度の、規模も金額も小さなものだけですからね。

それ以上の規模や金額のリフォームについては、やはりまともな書類を揃えてもらうことが不可欠ですよ。

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