もし追加工事が発生したら?

リフォーム工事をおこなっている途中で、依頼主側から「このさいだからついでにこれもお願いしようかな」という新たなリフォーム追加の希望が出たり、あるいは予測不可能な事態(外見からではけっして分からなかった不具合の発見など)などが理由で、当初は予定していなかった工事が追加となるというのは、結構よくあることです。

そして、ここであなたに絶対に守っていただきたいのは、「追加工事についても、かならず見積もりをとって内容と金額を確認してから開始させる」ことです。

これをやらないと本当に後悔しますよ。ウチがそうでしたから…

実家のリフォームをまかせたのが父の友人だからということで、父が「追加の見積はなくてもいいだろう」と、適当に追加工事を頼んでしまったのです。

ベランダの屋根の取替え、カーポートの屋根設置、門扉のリフォームを追加。…すべての工事が終わったあと、請求書を見てビックリでした。これらの追加工事分の費用が、本当に高かったんです。

この、いずれもカンタンな3つの追加工事だけで、100万なんてゆうに超えていましたよ。品番をあとで調べましたが、けっして高いものを使っているわけでもなかったんです。

もし、追加工事を頼む前に見積もりをきちんととっていたら、もっと交渉できたかもしれないし、後日他の業者に頼むことができたかもしれない。でも、「値段も聞かずにあっちにまかせてしまった」時点で、いくら後悔しても「後の祭り」だったのです。

こんなことにならないように、たとえわずかな追加であっても、かならず見積もりは提出させましょうね。それで不安を感じた場合は、その工事をスタートさせるべきではありません。

また、相見積もりの段階で「特に格安の業者を選んだ」という人にも、この手のトラブルはよく起こりがちです。これは悪徳業者の手口のひとつで、契約前には安い見積もりを出しておき、あとからいろいろ理由をつけて多くの追加工事をさせようとするのです。

これは、金額ばかりに目を向けて、細かい内容のチェックをおこたった依頼側にも大いに問題ありですけどね。

こんな場合は、見積もりだけではなく、きちんと「今度は絶対に追加が発生しないように」と再度徹底調査を依頼のうえ、仕様書から契約書まですべて作り直してもらい、できるだけ納得のいくところまで話し合いましょう。

相手が悪徳業者だと完全に納得できるラインに落ちつくのは難しいかもしれませんが、言いなりになるよりはマシです。

交渉時に、多少お金がかかっても、建築士などのプロに間に入ってもらうというのも、有効な手段のひとつかもしれません。

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